『舟を編む』を読んだ感想

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今回ご紹介する本は『舟を編む』三浦しをん 著です。

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この本は発表当時から読みたかった本ですが、ようやく読み終えることができました。単行本から文庫化されブックオフでようやく購入しました。それから長い間読まずにいました。この小説は、いわずとしれた名作です。読みたい気持ちもありましたが他の本を読んで後回しになっていました。

私は、もともと小説が好きです。読書する習慣がついたのも小説を読んでいたからです。久しぶりに名作の小説を読んで胸を躍らせました。
『舟を編む』の発表当時、雑誌で辞書の特集があり短歌の穂村弘さんと小説家の冲方丁さんが辞書について語っていましたが二人とも表紙がはずれてボロボロになるまで読んでいたことに驚きました。一流のライターになるためには、そこまでの努力が必要なのかと全身が震えるような心地でした。

しかし、そこはしをん先生の作品です。難しくなりそうな話も笑える話にしつつ全体は明るいけど登場人物の苦悩の姿もかいまみえるようになっています。
主人公の馬締のような地味で真面目な根暗君でも美人と結婚できるのですから同類の私も希望が持てました。女性もラブレターをもらうと嬉しいものなんでしょう。女性は自分を一番大切にしてくれる人を好きになるという文章が作中で出るのですが正にそのとおりなのだと思います。

辞書にかける情熱はすさまじいものがあるのだなとこの小説を読んで分かりました。馬締の妻の香具矢も板前の仕事を愛して向き合っています。製紙会社の方も後半にでてきて自分の仕事を愛しています。自分の仕事を心から愛し情熱を注ぐという一面も浮き彫りになります。

私も本業の仕事も副業の仕事も愛して向き合っていかなければいけません。そのためには日々、改善をこころがけることです。樺沢紫苑先生のフィードバックもしています。仕事とは毎日を必死で生きることなのでしょう。

久しぶりに小説を楽しんで読んで私もストレス解消になりました。また小説を読みたくなりましたが副業の準備や勉強のための読書が必要です。読書は好きなので楽しんでやれそうです。このサイトが上位に表示されることを祈りつつ終わらせていただきます。

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