勉強が苦手な僕の勉強法

私が本格的に勉強をやり始めたのは中学1年生の終わりくらいだ。当時エンジニアになりたいと思っていた私はエンジニアになるため地元の高等工業専門学校に進学するのが第一歩と決めて勉強していた。

私にとってエンジニアとは
●初めてできた目標
●プロフェッショナルな世界
●将来つきたい仕事
でした。

私が中学生の頃はパソコンも現代のように1家に1台あるのが当然ではなくほとんどの家庭にないのが当然だった。だから、まずは基礎教養だと学校の勉強をしました。中学生の勉強はほとんどが覚えることです。読書する習慣のついていた私は記憶術や暗記に関する本を読みました。

そこで出会ったのがエビングハウスの忘却曲線というものです。人間は覚えたことの70%はその日のうちに忘れるというものです。ここを読んだ時、小学校の先生が授業で言っていたなと思い出しました。だから予習、復習が大事なんだよと小学校の先生は言っていました。

私が読んだ本では勉強した翌日、3日後、1週間後と復習してあとは定期的に復習すればいいと書かれていました。過剰学習というのもありました。毎日復習していれば、長い期間覚えていられるというものですが年をとってpcとネット環境ができて検索したところ過剰学習の効果は4週間とありました。

体調を崩した今も暗記物はエビングハウスの忘却曲線を参考にしています。

私の場合、反復学習でも効果はありました。10代の時は意味記憶が発達しています。意味記憶とは丸暗記のような記憶のことです。しかし両親の期待が過剰になったため体調を崩してしまいました。それからは心の病気との対決の日々でした。当時は完治するものと思っていましたが長く付き合っていくしかないのです。

最近の記事で書いた陳述記憶が手続き記憶になるということを10代の時に経験しておきたかったなと今では思います。

年をとってから読んだ樺沢紫苑先生の『ムダにならない勉強法』で、「勉強が嫌いな子は勉強法を知らない。」という文章を読んで納得しました。確かに私はエビングハウスの忘却曲線を知ってから机に向かって勉強する時間が増えたのです。これは的をえているなと気付きました。

この記事を10代の若い方が読まれていたらオンライン書店のページで検索してみましょう。自分に合った勉強法に出会えるかもしれません。10代の時は本を買うのはお金のムダとか暗いとか言われるものですが早いうちから自分で自分に投資して学べば大きいリターンが得られるでしょう。

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