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今回紹介する本は『16歳からの勉強法』 池谷裕二 著です。
私は中学時代に体調を崩して高校受験に失敗して、地元の落ちこぼれ高校に入学したので高校からの勉強の難しさや大変さはわかりません。しかし、皆さんは志望校に合格したり進学校に入学したりで中学では勉強できたけど高校では、うまくいかなくなったという方が多いのではないでしょうか。
この本はそういう高校生に向けられて書かれた勉強法です。もちろん意味記憶が衰えた大人も参考になる勉強法です。この本ではありませんが脳のネットワークは集中モード、切り替えモード、省エネモードの3つにわけられるそうです。集中モード(勉強)で身につけたことは省エネモードを底上げしてくれるそうです。それが、この本で説明されている方法記憶(手続き記憶ともいいます)ではないかと思うのです。今までも池谷裕二先生の本を読んできましたが、この本は方法記憶について書かれているのではないかと期待していました。
方法記憶は練習している間にいつのまにかできている記憶で無意識に形成されます。方法記憶とは自転車に乗るなどの体得の記憶です。しかし将棋の棋士が対局中の棋譜を覚える記憶や外国語など英会話をスラスラしゃべるなども方法記憶です。

英語をマスターしたら他の言語も習得しやすくなる学習の転移なども方法記憶が関わっているようです。
私もこの本を読んで部屋の中で歩きながらカタカナ用語を勉強しています。メンタリストDaiGoさんの本でも歩行暗唱というやり方がでてきたので、この方法は大正解なのでしょう。なぜカタカナ用語を覚えているかというとネット副業でネーミングライターとして働ければいいなと計画しているからです。低賃金時代の中で収入のチャンネルを2つ以上にしたいと考える大人にとっても役立つ本であります。ネット副業の難点はすぐには高収入を得ることができないという点でしょう。今のうちから少しずつ育てていかなくてはいけません。勉強するのは何歳になってからでも遅くないという方もいますが今は正にリアルに、そういう時代なのでしょう。
記憶には知識記憶、経験記憶、方法記憶があります。小学生の頃は丸暗記能力が強い知識記憶が優位ですが、だんだんと経験記憶の方が優位になってきます。
この本には簡単に経験記憶にする方法が書かれているのでご興味がある方はご一読をおすすめします。学習に役立つ本となるでしょう。
高校生や若い方に限らず引退後のキャリアのための勉強をしている方にもオススメです。勉強とうものは誰もが困難なもので簡単にいく人は少ないでしょう。だからこそ努力が実った時の喜びは大きいはずです。私も修行中のおじさんです。
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